渡邊紅茶プロジェクト実行委員会
大谷町にある渡邊家住宅は、貴重な茅葺き屋根の家として市の文化財にも指定されています。小高い山を背にして茶畑、大谷石づくりの塀や蔵、そしてその奥に見える茅葺の大屋根、そうした姿はこの地域の印象的な景観として多くの人々に親しまれています。
しかし、今の時代に個人でこうした家や景観を維持するのは資金的(葺替え、修理等)にも、人的(草むしり、茶畑の管理等)にもとても負担が重いのが実情です。“茅葺きの家”を、その景観を ”いいかたち” で残していきたい。そこからこのプロジェクトが生まれました。
門前に広がる茶畑の茶葉から『渡邊紅茶』をつくり、販売することを通じて
①茶畑の整備 → 景観の維持管理
②茶摘・販売 → 茅葺きの家を知ってもらい、関わってもらう機会をつくる
③売り上げ → 維持管理資金の創出
を行うという試みです。
茅葺きの家で生まれた無農薬・手摘みの紅茶をおいしく飲んでいただく。
このことが茅葺きの家・景観を残していく ”いいかたち” となることを願っています。
囲炉裏の会(渡邊家について考える有志の会)から多くの協力を頂き活動を続けている。
若年者支援機構 『しごとや』の方々に一部の作業(草取り、茶摘み)を依頼している。また、茶摘時には宇都宮大学などのボランティアの方々に参加いただいている。
那須烏山市の烏山製茶工場に製茶を依頼している。
横浜国立大学建築学研究室の方々に協力を頂き、実測調査を行い図面等の建築的な資料の作成を行った。
2013.11 とちぎ県民協働フェスタ2013参加、 紅茶試飲発表会開催
毎日新聞、朝日新聞、読売新聞、下野新聞 へ掲載される
2014.03 紅茶の正式販売開始
宇都宮:ギャラリー織りの花(渡邊家住宅内)、ソザイソウザイ 東京:ミツバコウサクショ にて店頭販売開始
2014.06 一番茶 茶摘
茅葺きの家へ関心を持っていただき、商品の購入を通して文化財の維持・継承に参加していただく。
また、当家で行われている展示会(織りの花)などへ足を運んでいただき実際の文化財を体験していただきたい。
持続的な茅葺きの家の維持・継承
“茅葺きの家”を、その景観を ”いいかたち”
で残していきたい。
そこからこのプロジェクトが生まれました。
門前に広がる茶畑の茶葉からオリジナルの紅茶をつくり、
販売することを通じて
①茶畑の整備 → 景観の維持管理
②茶摘・販売 → 茅葺きの家を知ってもらい、
関わってもらう機会をつくる
③売り上げ → 維持管理資金の創出
を行うという試みです。
長年受け継がれてきた貴重な文化
=建築や景観、そしてその歴史を皆様に知っていただき、
これからも無理なく”いいかたち”で残していける仕組みづくり
持続的な茅葺きの家の維持・継承、
および現在、多くの同じような文化財の維持・継承課題
に対する参考例の提示。
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